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グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金 小規模実証に採択

インド/建設重機の遠隔施工とAI技能評価による建設DX実証事業

TOTALMASTERS株式会社(代表取締役:玉里 芳直)は、経済産業省が公募する「令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証)」に応募し、「インド/建設重機の遠隔施工とAI技能評価による建設DX実証事業」が採択されたことをお知らせします。

事業概要

当該制度の支援を受けて、当社が国内で実用化済みの建設重機遠隔操縦システム「Waktech RCS」及びマシンガイダンスシステム「Waktech MGS」に、新たに開発するAIオペレータ技能評価プラットフォームを統合した「建設DX共通基盤」について、インド国内2拠点(北部NCR・グルガオン/西部グジャラート)における実装可能性と事業性を検証します。

具体的には、以下の観点から実証を実施します。

  1. 1.遠隔施工実証:日本拠点からインド現場の建機を遠隔操縦し、施工精度・安全性・生産性を現地オペレータの直接操縦と比較検証
  2. 2.AI技能評価PF構築:操作データをもとに、熟練度・安全性・施工効率を多次元評価するAIモデルを開発
  3. 3.代理店育成・事業化検証:現地代理店候補への育成プログラム提供、商用展開に向けた顧客・価格・収益モデルの確定

これらの検証結果をもとに、事業化フェーズへの移行条件を明確化してまいります。

本事業は、当社にとってインド向け初の本格的な補助事業です。現地の建機オペレータ不足や施工品質・安全性課題に加え、通信インフラ、輸入規制、現地商慣行など、実証を通じて検証すべき不確実性が存在します。本補助制度を通じた日本政府の支援を受けることで、技術・市場・運用の各側面から実証を体系的に推進することが可能となります。

本事業を通じて、インドにおいては、現地建機オペレータの技能可視化による処遇の適正化や若年層の建設業就業意欲の向上、遠隔施工とAI評価を組み合わせた新たな施工オペレーションモデルの確立を通じた建設業の生産性・安全性向上に貢献してまいります。また、日本国内においては、本事業で得られる知見をもとに、遠隔施工システムの機材輸出やSaaS型サービスの展開を通じ、国内製造業・建設DX産業の競争力強化や雇用創出にも波及することが期待されます。

経済産業省の経済協力「グローバルサウス未来志向型共創等事業」

本補助金制度は、経済産業省が、グローバルサウス諸国※の市場活性化と日本との経済連携強化を目的として、日本企業が行うインフラ等の海外展開に向けた事業実施可能性調査事業(FS事業)および小規模実証事業を支援するものです。

遠隔施工で「土木現場で働く人を幸せにする」

当社は、自社開発の建設DX製品「Waktech RCS/MGS」を通じて、「土木現場で働く人を幸せにする」という長期ビジョンのもと、建設現場の生産性・安全性向上に取り組んできました。国内では建設会社の現場や、石川県における能登半島地震復興工事等で本製品の実運用を重ねています。2026年3月にはシンガポールで開催された「Digital Construction Asia 2026」への出展を通じてASEAN・南アジア地域からの引き合いを獲得しており、今回の採択を機に、インドを皮切りに海外展開を本格化してまいります。

※ グローバルサウス諸国とは、ASEAN、南西アジア、中央アジア・コーカサス、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等を指します。